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沖縄ではサーファーズハウスを憧れのスタイルに挙げる方が多いですよね。沖縄北部のリゾートホテルなどの部屋はアジアンテイストであったり、南国リゾートをイメージしたインテリアコーディネートが多いのですが、住まいとなると傾向は異なります。
セカンドハウスも多い沖縄ですが「サーファーズハウス」は、よりラグジュアリー感のある南国リゾートとは違い、よりリラックスした等身大のライフスタイルです。
サーファーズハウスはカリフォルニア(西海岸風)スタイルとも言われますが、同じカリフォルニアスタイルでもホワイトをベースに、スッキリとした色合いで整えたリゾートスタイルもありますが、サーファーズハウスはヴィンテージの温かい要素を取り入れています。
沖縄ではサーファーズハウスのこのようなこなれ感が人気です。
そこで今回は、沖縄で憧れのサーファーズハウスを実現する、南国リゾートなど他のスタイルに転ばない、「ブルー」の取り入れ方をお伝えします。どうぞ、参考にしてください。
沖縄で憧れのサーファーズハウス☆
印象を決めるブルーの使い方
沖縄サーファーズハウスに似合う「ブルー」とは
「沖縄で憧れのサーファーズハウス☆西海岸風を演出する色と柄選び」でもお伝えしましたが、沖縄サーファーズハウスと言うと、多くの人々が真っ先にブルーを基準にコーディネートしようとしますが、実はブルーは差し色です。
南国リゾートであれば、スッキリとした白を基調として、爽やかなマリンブルーやエメラルドグリーン、エメラルドブルーなどを少量差していきます。
けれどもサーファーのライフスタイルをイメージした沖縄のサーファーズハウスでは、より深みのあるムラや擦れのある、「ヴィンテージ感」を意識したブルーを選んで差してください。
【 沖縄サーファーズハウスに似合う「ブルー」とは 】
① デニムブルー
→ 沖縄のサーファーズハウスで人気のソファーは、ジーンズの布地で造られたソファーです。真っ青なブルーも良いのですが、少しウォッシュされたような濃淡のあるジーンズが、よりヴィンテージ感を出してくれます。
② ターコイズブルー
→ こなれ感のある沖縄のサーファーズハウスは、実はネイティブアメリカンテイストとも相性が良いです。ですから、淡いブルーを入れるのであれば、真っ青なエメラルドブルーよりも、ターコイズのような温かみのあるブルーを選んでみてください。
沖縄サーファーズハウスを彩るブルーの差し方は、ジーンズウォッシュのような濃淡のあるブルーを用いることもポイントなのですが、部屋全体の「ブルー」自体も、複数の色目で濃淡をつけると、よりこなれ感が出てきます。
ですから、ジーンズブルーとターコイズブルーの濃淡を、ソファーやインテリアサーフボード、クッションなどで入れてみてください。
ブルーと合わせるカラー
ひと口に「沖縄サーファーズハウス」と言っても、サーファーのライフスタイルを思わせるこなれ感を出したい方もいれば、より軽く爽やかな印象のビーチハウススタイルに仕上げたい方もいますよね。
また、前述したようなシンプルなリゾートホテルを思わせる南国リゾートラグジュアリーもあります。
このどのスタイルを取っても、ブルーをアクセントにすることで、グンと雰囲気をアップさせてくれますが、それぞれが違うイメージになるのには、合わせるカラーや素材の違いがあるからです。
【 沖縄サーファーズハウス☆色の組み合わせ 】
① ブルー×ホワイト(×グリーン)
→ ホワイトの分量を多くするほど、南国リゾートスタイルになります。ウッドカラーを入れるのであれば薄い籐のイスなどの色目で全体的に薄い色合いです。
※ グリーンは観葉植物のグリーンです。アレカヤシなどをコーナーに沿えると、一気に南国リゾートらしくなります。
② ブルー×ブラウン(×グリーン)
→ 沖縄サーファーズハウスに多い色合わせです。ブラウンは南国リゾートスタイルよりも深みのあるウッドカラーで、壁や床も木材が似合います。こちらも少しヴィンテージ感を意識して、濃淡や塗装をしていても擦れを意識した壁・床材DIYが人気です。
※ こちらのグリーンも観葉植物によって差すグリーンで、南国リゾートと同じくヤシ系植物が似合います。
③ 淡いブルー×ホワイト×ライトブラウン
→ 沖縄で人気のサーファーズハウスの色合いを全体的によりポップにしたり、淡い色合いに統一すると、ビーチハウススタイルです。浮き球をイメージしたガラスや、貝殻モチーフなどを多用することで、よりビーチハウスへ近づきます。
④ 淡いブルー×ペールカラー(イエローやピンクなど)
→ ビーチハウススタイルと似ているのですが、白の入ったピンクやイエローと合わせると、ハワイアンに近づきます。合わせる観葉植物やモチーフも、より丸みのあるモチーフが多いです。
ペールカラーと入れましたが、彩度の高いポップなイエローやピンクもハワイアンテイストに合わせますよね。ただし、彩度の高いポップな色目はバランスによってチープにもなりますので、注意をしてください。
このように、同じ沖縄サーファーズハウスでも、選ぶブルーの色合いと組み合わせによって、さまざまな表情のマリンテイストを表現してくれます。
ただし、ちょっとした色の掛け違いによって、沖縄サーファーズハウスではなくなってしまう点には注意が必要です。
気を付けたいポイント
沖縄サーファーズハウスに仕上げようとしたものの、コーディネートを済ませたら「…何だか違うテイストになっているような…」なんてこともありますよね。
沖縄サーファーズハウスは特にヴィンテージアメリカンをミックスした、こなれ感のある空間が多いので、そのさじ加減によって、一気に違うテイストへ転んでしまうこともあります。
…では、どのようなポイントに注意をすれば良いのでしょうか。
【 沖縄サーファーズハウスで注意をしたいポイント 】
① 星条旗やアメリカのプレートを多用しない
→ アメリカと縁が深い沖縄では北谷アメリカンヴィレッジやSOHOへ行くと、多くのアメカジテイストのアイテムをゲットできます。特にアメリカンプレートや星条旗アイテムは観光客にも人気なのですが、多用するとヴィンテージアメリカンへ転んでしまいます。
② デニムブルー×赤茶(深い茶色)
→ 沖縄サーファーズハウスにもブラウンは似合いますが、イメージは狐色よりのウッドカラーやレザーの茶色です。壁にレンガ調や赤茶×黒(黒パイプなど)を多用してしまうと、ブルックリンスタイル(インダストリアルスタイル)になりやすいです。
③ あまりにもブルーがない
→ 沖縄サーファーズハウスの場合、チープにならないように白とウッドカラーを軸に、ブルーを差すコーディネートが人気ですが、流木やナチュラルテイストのアイテムを多く入れて、ブルーが少なくなることがしばしばあります。
※ こうなると、ボーホー(ホワイトボヘミアン)テイスト(※)に偏りますので、注意をしてください。
…とは言え、最近の沖縄ではサーファーズハウスとならんでボーホースタイルも人気です。どちらもリラックス空間を創り出す点が似ていますよね。
また、白を基調とした北欧スタイルもしばしば見受けますが、このスタイルと沖縄サーファーズハウスとの違いは、DIY感ではないでしょうか。北欧の家具は色にムラもなく、スッキリとしたおしゃれな家具や雑貨が多いです。
また、北欧スタイルやブルックリンスタイルと、沖縄サーファーズハウスやボーホー(ホワイトボヘミアン)の違いには、部屋に置かれた家具の高さもあります。
よりリラックス空間を演出する沖縄サーファーズハウスやボーホーでは、全体的な家具の位置が低く、都会的な要素も併せ持つ北欧スタイルやブルックリンスタイルでは、イス&デスクによって背が高くコーディネートされる空間が多いです。
※ ボーホースタイル(Boho style)は、民族調とモダンを掛け合わせたスタイルです。ただ沖縄ではより民族の要素が強く、色数がボヘミアンスタイルよりも少なく統一された、「ホワイトボヘミアン」が好まれる傾向にあります。
いかがでしたでしょうか、今回は沖縄で人気のサーファーズハウスを創り出すブルーの色目についてお伝えしました。
「沖縄サーファーズハウス」と言っても、沖縄ではカジュアルなものからホテル調のもの、ポップなものまでさまざまに分かれています。
そして同じ「ブルー」でも、選ぶ色目と合わせ方によって、さまざまな海沿いリゾート空間を演出してくれるので、特徴を理解しておくことがポイントです。
また、沖縄サーファーズハウスで相性の良いインテリアについては、別記事「沖縄で憧れのサーファーズハウス☆相性の良いインテリア」などでもお伝えしていますので、コチラも併せてご参照ください。
【 沖縄サーファーズハウス☆ウッドデッキと吹き抜けの家 】
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まとめ
サーファーズハウスを作るブルーの選び方・使い方
・デニムブルーとターコイズブルーが似合う
・ホワイトとウッドカラーを合わせる
・ブルーの色目が淡くなるとビーチハウススタイルになる
・合わせる色目がポップになるとハワイアンになる
・星条旗などを多用するとアメリカンカジュアルになる
・デニムブルーに赤茶を合わせるとブルックリンスタイルになる
・ブルーの分量が少ないとボーホースタイルに近くなる