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海岸沿いの家をイメージさせる沖縄のサーファーズハウススタイルの家を造るのであれば、インテリアに観葉植物は欠かすことができませんよね。観葉植物をソファーやテレビの脇に置くだけでも、グンとグレードアップさせてくれます。
ただ観葉植物であれば何でも良い…、と言う訳でもありません。繊細な観葉植物を合わせると、合わせ方によっては女性らしいナチュラルテイストの家になってしまいますし、あまりたくさんの観葉植物を配置すると、ボヘミアンテイストになる点が難しいところです。
そこで今回は、沖縄で人気のサーファーズハウスと相性の良い観葉植物を、海外でも人気のおしゃれアレンジや手入れ方法とともにお伝えします。どうぞ参考にしてください。
沖縄サーファーズハウスを演出する
観葉植物とお手入れ方法
沖縄サーファーズハウスに抜群の植物
ハワイアンスタイルの観葉植物では、丸いフォルムのモンステラなどが人気がありますよね。ただ沖縄サーファーズハウススタイルは、同じビーチスタイルながら、よりポップさのあるハワイアンスタイルとは少し異なります。
沖縄サーファーズハウスは、ハワイアンスタイルよりもよりダイナミックであり、無骨感があるとして、観葉植物選びをしてみてください。
【 沖縄サーファーズハウス☆沖縄ならではの特徴 】
☆ 他県のサーファーズハウスはより爽やかな、ハワイアンスタイルよりの部屋を好む地域もありますよね。
→ ただ、沖縄で好まれるサーファーズハウスは、アメリカ西海岸(カリフォルニアスタイル)ヴィンテージ感・ユーズド感のあるヴィンテージアメリカンとカリフォルニアスタイルのミックスです。
※ 最近では北谷エリアの海沿いカフェから派生して、ホワイトボヘミアン×カリフォルニアスタイルの沖縄サーファーズハウスもニーズが高まってきました。
ですから、もしも沖縄サーファーズハウスにモンステラを合わせるのであれば、よりダイナミックになるよう、子どもの背丈ほどの大きなモンステラを選んでください。
…この傾向は、他の観葉植物にも言えるのですが、沖縄サーファーズハウスがハワイアンスタイルにも転ばず、かと言ってヴィンテージアメリカンにもなりすぎない、丁度良い観葉植物があります。
【 沖縄サーファーズハウスにぴったりの観葉植物 】
☆ 観葉植物初心者であれば、まずヤシ系の植物を選ぶと間違えはありません。特に沖縄サーファーズハウスでは、150cmほどの大きくダイナミックなものを選ぶとピッタリです。
…ただし「ヤシ系の観葉植物」とひと口に言っても、その種類はさまざまにありますので、事項より詳しくお伝えしていきます。
沖縄サーファーズハウスにピッタリのヤシ系植物
沖縄では道路沿いにも並んでいますし、南国リゾートの代名詞でもある代表的なヤシの木と言えば、「フェロックスロベリニー」です。
このフェロックスロベリニーを沖縄サーファーズハウスのリビングなどで育てたい場合には、鉢さえ大きくすれば高く育っていきますので、天井が高い吹き抜けの家であれば、大変おすすめです。
…このフェロックスロベリニーは背も高く葉もシャープな印象があり、南国リゾートながらモンステラなどとは少し風合いは異なり、よりカリフォルニアの乾いた雰囲気を演出できる点が、沖縄サーファーズハウスでの魅力になります。
【 沖縄サーファーズハウス☆シャープな葉のヤシ系植物 】
① フェロックスロベリニー
→ シャープでヤシ系植物のなかでもより繊細な葉が特徴的で、大きく育つもののトックリヤシなどとは違い、成長しても丸みを帯びずにすらっと成長する植物です。意外ですが夏場だけではなく耐寒性も高いため0℃くらいまでは対応してくれます。
② アレカヤシ
→ フェロックスロベリニーと同じように葉は繊細ながら、木の部分が少なく葉が比較的早い位置から広がりやすいので、天井がさほど高くない部屋でも配置しやすいです。そのため、ヤシ系植物のなかでは観葉植物としても人気があります。
やはり南国リゾートを代表する植物ですから日光を好む植物ですが、フェロックスロベリニーもアレカヤシも、どちらも直射日光に当たり過ぎると葉焼けを起こしてしまうため、配置には注意をしてください。
沖縄サーファーズハウスの室内であれば、薄いカーテン越しに日光が当たる場所がおすすめです。
【 沖縄サーファーズハウス☆アレカヤシは10℃以上 】
☆ 意外にもフェロックスロベリニーは耐寒性もある植物で、最近は沖縄も冬は寒くなっていますが、基本的には0℃までなら対応してくれます。
→ けれどもアレカヤシは温かな環境が必要です。10℃以上はキープしておきたいので、沖縄サーファーズハウスのアクセントにするのならば、リビングルームなどの夜間も温かな場所に配置してください。
ちなみに、夜間は窓辺に置くと外気に触れてどんどん冷え込むので、沖縄サーファーズハウスでアレカヤシを取り入れるのであれば、夜寝る時にリビング中央に移動するように育てると、長持ちしてくれます。
ダイナミックさを出すならビロウヤシ
前項でお伝えしたフェロックスロベリニーやアレカヤシは、繊細でシャープな葉先がカリフォルニア風のインテリアとして相性の良い観葉植物ですが、もう少し丸みのあるダイナミックさが欲しい方もいますよね。
このような場合には、同じヤシ系でもビロウヤシがおすすめです。ビロウヤシは天狗のうちわのように葉が広がる姿が特徴的で、より南国リゾート感を演出してくれます。
沖縄ではサーファーズハウスに限らずビロウヤシは見受けられますが、庭先で地植えをすると相当大きくなるので注意をしてください。
ただし、20M以上まで大きくなることは多いものの、他のヤシ系植物と比べて成長はそれほど早くはありません。
【 沖縄サーファーズハウス☆ビロウヤシ 】
③ ビロウヤシ
→ ビロウヤシは葉が低い位置から広がりますので、リビングのソファー脇やベッドルームのベッド脇などに配置すると、リゾート感が出ておすすめです。
※ ビロウヤシを中心として、上下高さの違う南国系観葉植物を複数配置すると、よりグリーン豊富な南国リゾート感を演出できます。
ビロウヤシよりも高さを低くしたモンステラでしたら、モンステラ自体は丸みを帯びたフォルムでハワイアンスタイルよりですが、ビロウヤシが中和をしてくれて、充分に沖縄サーファーズハウスにも似合います。
ヴィンテージミックスの沖縄サーファーズハウスでも会いますし、ビロウヤシであれば前述したボヘミアンスタイルミックスの沖縄サーファーズハウスでも、相性が良いです。
【 沖縄サーファーズハウス☆耐陰性はあるが陽当たりがベター 】
☆ ビロウヤシの嬉しいポイントは、他のヤシ系植物と比べると比較的耐陰性がある点なのですが、それでもヤシ系植物ですので、陽当たりの良い場所を好みます。
→ 耐陰性は前述したフェニックスロベレニーとアカレヤシの中間ほどで、約5℃ほどの気温までなら対応可能です。
ビロウヤシも直射日光は避け、カーテン越しの日光に当ててください。また、他の植物にも言えることなのですが、冷暖房の風が直接当たる環境も苦手です。
こちらも窓辺に配置するならば、冬場の夜間はリビングの中央に移動してあげるなど、温暖差に注意をしてあげると、長持ちしてくれます。
【 沖縄サーファーズハウス☆耐陰性のあるヤシ系植物 】
☆ ヤシ系植物を飾りたいものの、日陰エリアが多い室内の場合には、ケンチャヤシが日陰にも対応できる種類でおすすめです。
→ ただしこちらも半日陰(日陰)に対応しながらも、決して好む植物ではないので、「葉がぐったりと沈んできたな…」と感じたら時々少し明るい場所に出すようにしてください。
ただ、このケンチャヤシは日陰にも対応する植物にダークグリーンの色目が多いように、他のヤシ系植物と比較すると、少し緑が濃く深い印象です。
いかがでしたでしょうか、今回は沖縄で人気のサーファーズハウスをワンランクアップしてくれる観葉植物について、おすすめの植物と手入れ方法についてお伝えしました。
沖縄サーファーズハウスでは、このヤシ系植物をメインとして、より緑が欲しい場合には、エアプランツやサボテンなどでアレンジすると、手入れも楽でおすすめです。
観葉植物は沖縄サーファーズハウスに限らず、今沖縄で人気のホワイトボヘミアンスタイルや、ナチュラルスタイル、南フランス風の家にもアクセントとして存在感を発揮してくれます。
観葉植物のおしゃれな飾り方やアレンジについては、別記事「沖縄の家をおしゃれに演出☆観葉植物スタイル」でお伝えしていますので、こちらも併せて楽しんでみてください。
また、大きな観葉植物にプラスして家全体を演出するのが、自由自在のエアプランツです。
エアプランツのアレンジについても別記事「沖縄サーファーズハウスを演出☆エアプランツの飾り方」でお伝えしています。
【 沖縄サーファーズハウス☆ウッドデッキと吹き抜けの家 】
☆ 沖縄のサーファーズハウスにぴったりのウッドデッキスペースと、吹き抜けがある木立ホームの戸建て物件はコチラです。
まとめ
サーファーズハウスに相性の良い植物
・ヤシ系植物はカリフォルニアの乾いた空気を演出
・天井の高い家にはフェロックスロベリニー
・ソファーやベッド脇で存在感を示すアレカヤシ
・ビロウヤシはよりダイナミックになる
・高さを変えて緑を並べる
・ケンチャヤシは半日陰や日陰にも耐性がある
・ヤシ系植物を軸にエアプランツでフォロー