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【沖縄の注文住宅】快適な動線計画☆暮らしやすい家

【沖縄の注文住宅】快適な動線計画☆暮らしやすい家
沖縄の注文住宅プランニングでは、「家事が楽になる家」の要望が多いです。確かに家事が楽になるだけで家族に笑顔が生まれ、家庭円満にも繋がりますよね。スムーズに家事ができることで、家族で協力しあって家事ができる点も魅力です。

このように沖縄の注文住宅プランニングでは家事動線ばかりが目立ちますが、実はこの他にも日々の暮らしのなかの動きとなる生活動線(通勤導線)や、お客様が来た時に客間まで通す、トイレへ移動するなどの来客動線もあります。

外観の美しさももちろん大切ですが、沖縄で新築の注文住宅を建てるに当たり、動線計画に力を入れることで、毎日のちょっとした暮らしストレスが軽減されるのは、新生活において重要です。

今回は、そんな沖縄の注文住宅プランニングで重視したい動線計画について、快適な暮らしを実現するポイントをいくつかお伝えしていきます。どうぞ参考にしてください。

 

【沖縄の注文住宅】
快適な動線計画☆暮らしやすい家

 
カスタマイズリビング木立ホ

動線計画で考慮したい4つの導線

動線計画で考慮したい4つの動線
沖縄注文住宅ではまず、お風呂場やリビングダイニング、子ども部屋などの位置を大まかに決めて行く「ゾーニング」を行い、これを設計士さんに見せて相談しながらプランニングが進みますが、この時すでに動線計画を意識しておくとスムーズです。

そもそも「動線」とは、生活をする上で家族が動く道筋を想定した「線」を差し、この動線が短ければ短いほど移動が楽になります。

単純に生活上での導線は「生活動線」と言いますが、詳しく分けていくと、家事や朝の通勤など、「生活動線」のひと口ではくくれない導線も多いですよね。そこで、一般的にいくつかの動線に分かれています。

【 沖縄の注文住宅☆4つの動線 】

● 細かく分けたり大きく分けたり…、居住目的やオフィス利用など、その用途によっても動線はさまざまに分かれますが、ファミリー層が沖縄で居住用の注文住宅を建てる際には、主に下記の動線をチェックすることが多いです。

(1) 家事動線 → 炊事・洗濯・掃除など家事をする時に動く動線です。家事動線は水回りと密接な関係があり、一般的には水回りを集約させて動線を短くすることで、家事が楽になると言われています。

(2) 通勤動線 → 生活動線とも言われますが、生活動線は生活全般で動く動線であるのに対し、通勤動線は朝の出勤や通学の前、準備のために動く動線を差しています。多くの家族が朝にストレスが多いことから、動線計画では重要なポイントです。

(3) 来客動線 → 沖縄の注文住宅にお客様が来た時、玄関から客室(リビングなど)まで動いたり、途中トイレなど移動があるなど、お客様が動く動線となります。来客頻度が高い家では、生活を見せないよう、完全に動線を分ける計画が多いです。

(4) 衛生動線 → お風呂やトイレなど衛生面にまつわる動線です。夜中にトイレに起きた時など、階段を通らない動線にしたり、来客時に家族のお風呂とぶつからないような配慮をした衛生動線も見受けられます。

一般的には上記4つの動線(家事動線・通勤動線・来客動線・衛生動線)をメインで計画を立てるのが、沖縄の注文住宅プランニングに多い事例ですが、シニア世代や介護を必要とする沖縄の注文住宅プランニングでは、特に衛生動線から計画を立て始めます。

 
吹き抜けリビング木立ホーム

沖縄注文住宅、快適な導線計画3つのポイント

【沖縄の注文住宅】快適な動線計画☆暮らしやすい家
沖縄の注文住宅プランニングでは、前項でお伝えした3つの動線それぞれにポイントはありますが、まずは全体的にそれぞれの動線同士のバランスに配慮してください。

例えば、家事動線と通勤動線がぶつかりやすい洗面所への入り口が狭い状態では、それぞれの動線がぶつかるため、朝の時間をイメージすると忙しい家族同士がしょっちゅうぶつかってしまうことになります。

【 沖縄の注文住宅☆導線全体の3つのポイント 】

● ですから、ポイントはそれぞれの動線同士の交わりのバランスです。ゾーニング(※)を基にして大まかな間取り図が仕上がったら、それぞれに色鉛筆などで動線を引いて、俯瞰してみると進めやすくなりますので、試してみてください。

(1) それぞれの動線同士がぶつからない

… 前述したように動線同士がぶつかることで、生活をする上で家族同士がぶつかり窮屈になります。特に来客動線と生活動線(通勤動線や家事動線)がぶつかると、お客様から生活の様子が見えることになるので配慮して計画をしてください。

(2) 動線に猶予を持たせる

… それぞれの動線はできるだけいくつかのルート(動線)を作ると猶予が生まれます。家事動線ではキッチンを中心に円を描いたり、2階も階段を中心にして回りに部屋を設けるなど、回遊型にすると融通が利きます。

(3) それぞれの動線ではできるだけ短く

… 動線が短い=動く距離が短いと言うことなので、当然家事であれば時短になり、生活動線であればスムーズです。特に家事動線では洗濯機や干し場、キッチンなどの水回りを集約し、一直線にまとめると楽になります。

ただ、どうしても通勤動線(生活動線)と家事動線は同じ水回りを利用しますから、交わりやすくなりますので、前述しているように複数のルートを用意する、回遊型の動線にするなどして、お互いがぶつからないような配慮をすることで解決してください。

また、スペース的に回遊型や複数の動線計画が難しい場合には、入り口を広く持つことでよりストレスは軽減されます。

動線とは話が少しそれますが、夫婦共働きが多い最近の沖縄注文住宅では、洗面台をダブルにして広く設け、トイレは上下階2つ設けるなどとし、家族の通勤時間帯が重なってもよりストレスを軽減する設計が人気です。

(※) ゾーニングに関しては別記事「【沖縄の注文住宅】ゾーニングってなに?家づくりの最初の一歩」で詳しくお伝えしているので、コチラも併せてご参照ください。

 
シンプルリビング木立ホーム

沖縄注文住宅で重要度の高い家事動線


沖縄の注文住宅では、上記の動線計画のなかでも特に家事動線に力を入れる家族が多い傾向にあります。

夫婦共働き家庭が多いことも理由のひとつですが、さらに沖縄は全国的にも子どもが多い家庭が多く、子どもも家事を手伝うことができるよう、より手伝いやすい家事動線のニーズが高いです。

快適で時短が実現する家事動線には、水回りを集約して一直線にすること、家族がお手伝いできる家事導線としては、オープンキッチンを中心としてぐるっとダイニングテーブルまで周遊しながら片付けができる、回遊型の家事動線がポイントになります。

【 沖縄の注文住宅☆時短家事動線のポイント 】

● 家事で最も負担になりやすいのは、洗濯と炊事(料理)になりますが、洗濯の場合は洗濯機から洗濯干し場へ、炊事では買い物やゴミ捨てなど、さらに移動が必要です。

(1) 炊事 … キッチンの先に勝手口を設けて、キッチンから出たゴミを外のゴミ捨て場まで捨てやすくしたり、買い物をより近くから移動できるような間取りにすると、より時短が実現します。

(2) 洗濯 … キッチン先の勝手口には洗濯機のある水回りからも移動できるように設計して、勝手口の横にランドリールームを設けるアイデアは人気です。

※ このような間取りにした場合、キッチン先の勝手口の洗濯機スペース側にはランドリースペースが、キッチン側にはパントリースペースが設けられるとよりスムーズになります。

…このように、沖縄注文住宅でより時短家事が実現する間取りを実現するには、水回りを近くに集約して直線的に並べるだけではなく、さらにスムーズな出入りまで考慮した家事動線がポイントです。 

 
吹き抜けリビング木立ホーム

いかがでしたでしょうか、今回は沖縄の注文住宅プランニングで留意したい、導線計画についてお伝えしました。

今回は沖縄の注文住宅で要望の多い、時短家事を実現する動線計画をメインにお伝えしましたが、それぞれの家庭によってどの動線を優先するのかは変わってきます。

最近では新型コロナ感染拡大によりテレワークが増え、自宅での仕事を進めるばかりではなく、自宅に仕事関係のお客様を招く機会が増えた人も増えました。そのためリフォームをして、完全に来客動線と生活動線を分ける間取りに変えた例もあります。

この他、本文中でもお伝えしたように介護が必要な家族がいる場合には、介護対象の家族の部屋からお風呂やトイレまでの衛生動線が、日ごろの生活ストレスを大きく軽減することも多いです。

これから沖縄に注文住宅を建てるのであれば、現状どのような部分により強い生活ストレスを感じるのか…、チェックしてみて優先順位を決めるのも良いのかもしれません。

まとめ

快適な動線計画で生活ストレスを軽減する

・動線とは、生活をする上で人が動く線を表したもの
・主に家事動線、通勤動線、衛生動線、来客動線で計画する
・それぞれの動線を色訳して間取りに入れて検討する
・それぞれの動線がなるべくぶつからないようにする
・複数の動線を用意することで家族間でもゆとりができる
・動線が短いと家事であれば時短、スムーズに動くことになる
・優先する動線は家庭によって違う

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