南国リゾート感溢れた沖縄では、おしゃれな家を建てる人々も多いですよね。ただ、「せっかく沖縄で家を建てるなら、私たちも…」とは思うものの、不動産や建築知識があまりないと、どこから始めたらよいのかも曖昧な方も多いのではないでしょうか。
そこで取り合えず目に付いたハウスメーカーや建築業者に電話して相談…、などの始め方も多く見受けます。
もちろん一般的なマイホームを建てるのであれば、どの業者もプロですから、それなりの家は建ちますが、沖縄でおしゃれな家を建てるのであれば、業者選びや土地選びと言った、最初の段階から計画的に進めていきたいところです。
そこで今回は、沖縄でおしゃれな家を建てるための、0からの後悔しない進め方をお伝えします。理想のライフスタイルを実現する沖縄のおしゃれな家を建てる時、どうぞ参考にしてください。
沖縄でおしゃれな家を建てる☆
0からの後悔しない進め方
方向性が分かる3つの要素
沖縄でおしゃれな家を建てるのであれば、その家でのライフスタイルをイメージしてみてください。
例えば、沖縄で人気の家と言えばアメリカ西海岸の乾いた空気感が魅力の、カリフォルニアスタイルの家がありますが、このスタイルは特にマリンスポーツを愛する人々に人気です。
特に「サーファーズハウス」などと呼ばれる、海沿いの家をイメージしたプランニングは人気があるのですが、オーナーはやはりサーファーが多いため、自分が毎日海をチェックしてワンセット…、などとどんどんとライフスタイルのイメージが広がります。
ただ、ここでもうひとつ重要なポイントが、「この家に住む将来のライフスタイル」です。
【 沖縄でおしゃれな家を建てる☆方向性を決める3つの要素 】
① ライフプランニング
→ 沖縄で家を建てるきっかけとして最も多いのが、結婚と第一子の誕生です。ですからライフプランニングを立てながら、将来的に子ども部屋はどうするのか…、子ども達が成人した後までイメージして進めてください。
※ ここに、沖縄のおしゃれな家を建てる時には「住む年数」も加味します。
② 予算
→ 今の住まいの傾向や流れを見てみると、沖縄でおしゃれな家を建てることと、予算の多い少ないは=(イコール)おしゃれな家とも限りません。大切なポイントは持続性です。返済計画は安全か、今後この住まいを維持できるのかから予算計画を立てていきいます。
③ 家へのこだわり
→ まずは気になる建築業者のHPや資料をチェックしたり、建売住宅の現地見学などで家を体験してみてください。いくつか見て行くうちに、「もっとこうだったら良いのにな…」など、自分の「家へのこだわり」がどれほどのものかが見えてきます。
ライフプランニングの項では、将来的なイメージだけではなく、前述したように日々のライフスタイルもイメージして進めますから、そのなかで自然と家へのこだわりが見えてくるはずです。
その理想のライフスタイルを叶える家と、一般的な住宅がどれほど違うかが「家へのこだわり」になりますが、必ずしも注文住宅か建売住宅かの二者択一でなければならない訳ではありません。(詳しくは後述します。)
終の棲家とする2つのパターン
ライフプランニングは生命保険を選ぶ時にも良く用いる、家族の年齢とライフイベントを記入して、起こり得る出来事を想定しながら立てていきます。
子どもが産まれているのであれば、高校入学・大学入学時に学費が掛かりますし、サラリーマンであれば定年退職を迎えた後は、働き続けたとしても収入が下がる傾向にあるので、このような金銭面での想定がしやすい面がひとつのメリットです。
また、沖縄でおしゃれな家を建てるプランニングとしては、子どもの成長に応じて子ども部屋が必要になったり、高齢になったら暮らしやすいバリアフリーにするなど、将来的な修繕やリフォーム計画も分かりやすくなります。
【 沖縄でおしゃれな家を建てる☆終の棲家とする 】
《 パターン1 》終の棲家とする
● 終の棲家として家を購入した場合にも、さらに下記2つのパターンがあります。
(1) 終の棲家とし、その後は子どもに相続する
→ その後も子どもに相続をするのであれば、まずは将来的に二世帯住宅になるのかどうかも想定した家づくりをするとより便利です。
(2) 終の棲家とし、子どもは相続しない
→ 最近では定年退職年齢である65歳以上の人々を対象にしたローン「リバースモーゲージ」の登場により、家の相続を想定しないマイホームも増えました。
リバースモーゲージは生前は金利のみを支払い、逝去後に不動産を売却しその売却額でローンを生産する借り入れです。
沖縄でおしゃれな家を建てる人々のなかには、意外にも40代以上の人々も多く見受けます。現代では退職金も昔よりも期待できず、年金生活でも赤字になると言われる時代です。
【 沖縄でおしゃれな家を建てる☆シニアライフプランニング 】
☆ そのために現役時代に敢えて沖縄でおしゃれな家を建てることで、老後の賃貸による出費を避けながらも、家を建てたことで減るであろう老後資金に対しては、不足分はリバースモーゲージにより補おうとする人生計画も多く見受けるようになりました。
→ また、子ども達も独立しすでに定年退職を迎え、夫婦二人暮らしのDINKSに見合ったコンパクトな戸建てを、買い替えやセカンドハウスとして購入する事例も多いです。このパターンでは購入により貯蓄できなかった不足分を、リバースモーゲージで賄うケースも見受けられます。
一生その家で住む場合には、戸建て住宅を購入した段階から計画的なメンテナンスと、将来的な大規模修繕(築20年が目安)計画とそのための貯蓄計画を立ててください。
※ 上記は平成29年に厚生労働省より発表された日本人の平均余命表ですので、この余命表を目安に将来まで耐えうる住宅選び、そしてデザインも汎用性のあるものを選ぶと安心です。
将来的に住み替えるパターン
さらに今では、昔のように「一度マイホームを購入したら、一生そこに住む」と考える人々が少なくなりました。そのため「何歳までその家に住むか?」を想定したプランニングも必要です。
【 沖縄でおしゃれな家を建てる☆将来的に住み替える 】
《 パターン2 》将来的に住み替える
● 将来的に住み替えるのであれば、築何年で売りに出すかは資金計画において大きなポイントとなります。不動産価値が残る年数と言えば、10年が目安ですが、前述したようによりコンパクトな家に移り住むのであれば、15年などでも予算が合うことも多いです。
→ なかには、不動産価値が急落しない築5年~10年を目安にして、定期的な住み替えを進める方もいます。ただし今住んでいるの家の売却計画は正確ではないので、予算に余裕のある人々に向いた方法です。
ちなみに今沖縄では、おしゃれな家を建てるひとつの方法として、「リノベーション」も注目されています。リノベーションは築20年以上などの築年数の古い家を、構造のみを残して大規模改造をしながら、自分の理想の家を作る方法です。
このようなブームもあるので、沖縄のおしゃれな家を建てるのであれば、築20年以上の物件でも丁寧なメンテナンス計画に沿ってケアをすることで、売り手は見つかりやすいとも言えます。
予算と家へのこだわり
続いて予算と家へのこだわりですが、この2つの要素はお互いのバランスを見ながらセレクトしてください。
こだわりが強い沖縄のおしゃれな家を建てるのであれば、注文住宅がベストですが、そうなると完全オリジナルなので予算は掛かります。一方で最も予算を抑える可能性が高い方法が建売住宅ですが、それでは自由がありません。
ただし、今沖縄のおしゃれな家を建てる予算とこだわりを叶える自由度は、グラデーションのようにさまざまな建て方のシステムが出るようになりました。
【 沖縄でおしゃれな家を建てる☆家の建て方 】
☆ 最も予算が高い分完全なオリジナルの家が建つ方法が「注文住宅」、すでに建てられた家を購入するため予算を抑えた方法が「建売住宅」ですが、その間には自由度と予算の関係に合わせて、いくつかの方法があります。
・注文住宅(フルオーダー)
↓
・セミオーダー住宅
↓
・規格住宅(カスタム住宅)
↓
・建売住宅
※ 自由度は上(注文住宅)から下(建売住宅)に向かって下がっていく一方、予算は下(建売住宅)から上(注文住宅)に向かって割高です。
…特に今では選択肢も豊富でおしゃれなプランを多数提案してくれる建築業者が増えたとして、3番目の「規格住宅(カスタム住宅)のニーズが高いです。
詳しくは別記事「沖縄でおしゃれなローコスト住宅☆規格住宅で良いとこ取り」などをご参照ください。
いかがでしたでしょうか、今回は沖縄でおしゃれな家を建てるために、0から始める第一歩として、決めていきたいいくつかの事柄をお伝えしました。
この後、注文住宅で沖縄のおしゃれな家を建てるのであれば、依頼する建築業者を選ぶことになりますが、こちらでも予算に合わせてハウスメーカーを選ぶか地元密着型の工務店を選ぶか…、はたまたデザインにもこだわって設計事務所に設計を依頼するか…、の選択肢があります。
一方、規格住宅や建売住宅においても、それぞれの提案しているプランが自分達の希望に合っている建築業者なのか、その構造や設計、間取りプランを見ながら決めて行くため、沖縄でおしゃれな家を建てるのには、常に選択の連続と言えるのかもしれません。
【 沖縄でおしゃれな家を建てる☆カスタムできる規格住宅 】
☆ 間取りなど多くの選択肢からセレクトしてカスタムしていく、規格住宅プランはこちらです。一度チェックしてみてはいかがでしょうか。
まとめ
マイホーム建築で最初に決めたい事柄とは
・住む人々と住む年数、ライフプランニングを立てる
・返済やメンテナンスが持続できる予算計画を立てる
・家をチェックして家へのこだわりを計る
・一生住むならメンテナンス計画を立てる
・将来的に一生住み続けるか、住み替えるかを想定する
・一生住み続けるのであれば、子どもへ残すかどうかを想定する
・住み替えであれば、何年後に住み替えるかを想定する
・予算にあわせて自由度の高さを決める