沖縄の注文住宅はおしゃれな家が多いですよね。特に沖縄で注文住宅を選ぶ場合、建売住宅や分譲マンションなどを選ぶケースよりも、家やライフスタイルにこだわりがあることが多くあります。
せっかくこだわりを持って沖縄で注文住宅を建てるのであれば、予算×ライフプランニング(人生)×ライフスタイル(憧れの暮らし)、全てのバランスが整ったゆとりのある暮らしを実現したいところです。
そのためには建築業者任せにしたり、行き当たりばったりでセレクトしていくのではなく、最初から計画的に地図を持って進めることで、より満足できる沖縄の注文住宅を建てることができます。
そこで今回は、憧れのライフスタイルを実現する沖縄の注文住宅を建てるために役立つ、マイホームプランニングの進め方をお伝えします。どうぞ参考にしてください。
沖縄でおしゃれな注文住宅☆
プランニングの進め方
予算を決める
沖縄でおしゃれな注文住宅を建てることも重要ですが、引っ越した後のゆとりのあるライフスタイルのための家ですから、ムリをして借り入れをしてしまい、毎月の返済にアップアップしてしまっては本末転倒です。
人生には思いも掛けないトラブルもありますから、返済中の休職や転職、病気などの事態が起きても対応できる経済的な体力を備えたうえでのマネープランニングは欠かすことができません。
ですから、確かに銀行ではそれぞれの収入や環境に応じた融資可能額を算出しますが、この段階でも銀行に依存せず、自分達のライフスタイルから、「持続可能な」予算立てをしなければなりません。
【 沖縄でおしゃれな注文住宅☆ライフプランニング 】
☆ 理想は3ヶ月~6ヶ月は毎月家計簿を起こして収支を計算し、今支払っている家賃や駐車場代などをチェックしながら、毎月の返済可能金額を割り出し、そこから返済期間年数を算出する予算立てが安心です。
→ 分譲マンションとは違い沖縄の注文住宅ではランニングコストの支払い義務はありません。けれども10年後、20年後には大幅な改修工事の可能性もありますし、定期的なメンテナンスも必要ですので、これらの貯蓄も予算に入れて計算します。
また、頭金を全て予算に含める方々もいますが、引っ越し当初は内装や家具家電の購入、引っ越し代金などで思わぬ出費が掛かるものです。そのなかでも確実に、住宅ローンの返済ができるように、6ヶ月分ほどの住宅ローン返済額は残しておくと安心です。
他の融資とは違い、沖縄の注文住宅で住宅ローンを利用した場合、一度でも返済が滞るとブラックリストに入る可能性もあります。
一度ブラックリストに入ると、先5年間はブラックリストから抹消されず、信頼を回復できませんので、どうぞ注意をしてください。
ちなみに、沖縄でも注文住宅は、一般的に建売住宅や分譲マンションと比較すると割高な傾向がありますが、今では建売住宅よりもより施行者の希望が叶う、「規格住宅」によるセミオーダー住宅などを見受けるようになりました。
【 沖縄でおしゃれな注文住宅☆自由度と予算のバランス 】
☆ もしも沖縄の注文住宅で予算が高く合わないと感じたら、すぐに建売住宅を検討するのではなく、規格住宅によるセミオーダーシステムを選ぶ方法も検討してみてください。
→ 規格住宅によるセミオーダーシステムでは、複数の間取りや外観、オプションなどを組み合わせて、カスタマイズしていきます。
※ 現代の規格住宅によるセミオーダーは、その選択肢が広いためによりオリジナル性が高い点が特に若い世代に人気です。
このような規格住宅では、1,000万円台で建つローコスト住宅も多くあるため、特に全国的な地方と比べると地価が割高な沖縄では、「注文住宅(実際はカスタムできるセミオーダーですが)なのに建築コストを抑えることができる」と注目されています。
★ 規格住宅について、詳しくは別記事「沖縄でおしゃれなローコスト住宅☆規格住宅で良いとこ取り」でお伝えしていますので、コチラも併せてご参照ください。
「住む人」と「ライフプランニング」を立てる
沖縄で快適な注文住宅を建てる時には、今のライフスタイルとともに将来的な暮らしにも、考慮してください。
そのためには、①住む人と②ライフプランニング(人生設計)の2つの要素を、表などに並べて可視化すると便利です。
【 沖縄でおしゃれな注文住宅☆住む人と目的 】
① 住む人 … そこに誰がどのような目的で住むのかが、意外にも明瞭になっていない方も多いです。当たり前の事柄だからこそ、今一度家族に確認をしてからマイホームプランニングを進めてください。
●親は一緒に住むのか(住む人) → 二世帯住宅を建てようとしていたものの、両親は「気ままに自分達だけで住みたい…」と考えているケースは意外に多いです。
●仕事をするのか(目的) → 住まいとして設計された空間は、本格的に仕事をしようとすると書類関係がゴチャゴチャしたりと、意外にも仕事がしにくくなります。
テレワークや在宅ワークをしている場合には、仕事部屋スペースをプランニングすると快適です。
例えば、打ち合わせが多い時には玄関脇に仕事部屋を備えることで、生活スペースまでお客様に見られることはありませんし、ネット会議が多い時には家族の声が聞こえない空間があっても良いかもしれません。
【 沖縄でおしゃれな注文住宅☆ライフプランニング 】
② ライフプランニング … 生命保険など、あらゆるシーンで出てくるのがライフプランニングです。家族(住む人)の年齢とライフイベントを記入して、何年にどれくらいのお金が掛かるのかをチェックします。
→ マイホームプランニングでは、返済期間や定年退職後の返済対策のための繰り上げ返済計画などのマネープランもありますが、同時に「何年その家に住むか」の検討もしてみてください。
※ 最近では子どもが独立した後、ファミリー向けのマイホームを買い替えて、夫婦二人のコンパクトなDINKS家庭向けの住まいへ住み替えるケースも出ています。
後々住み替えを検討しているなら、購入当初から老朽化を少しでも抑えた住み方やメンテナンスが必要になりますし、まだ買い手が見つかりやすい築10年や、資産価値の限度と言われる築20年など、不動産としての住み替え時もライフプランニングに加味しなければなりません。
★ 日本FP協会では、ライフプランニングシートを無料で提供していますので、コチラを活用すると便利です。
マイホームの希望と優先順位をまとめる
予算とライフプランニングが決まったら、家族(住む人)の希望をまとめながら、予算に合わせた優先順位を決めてください。
家族間でも希望や優先度が違うことがありますので、まずはそれぞれに希望×優先順位をリストアップすると分かりやすいです。
【 沖縄でおしゃれな注文住宅☆憧れのマイホームリスト 】
① 最初に基本条件を憧れのマイホームリストの一番上に置いておくことで、敷地や建物の広さや予算を確認できます。
② リストは(A)今の家の不満リスト、と、(B)新居の家の希望リスト、の、2種類のリストを作成すると、マイナスは0に、そしてプラス要素を加えた快適な家が実現します。
③ それぞれのリストに記入する要素は以下です。
・家族(住む人)の名前
・希望の内容(不満の内容)
・優先順位
※ インスタなどでイメージに近い住まいを探し出して貼っておくと、よりリストを進みやすいです。
優先順位は2~3段階ほどにしておくと分かりやすく、数字で表すとともに「〇・△」や「絶対に採用・できれば採用」などの気持ちで表現しても反映しやすくなります。
「憧れのマイホームリスト」については、エクセルなどパソコンでまとめるよりも、家族で集まって話し合い、ノートにリスト化した方が、マイホームに反映しやすいとの声も多いです。
A4サイズの方眼紙やキャンパスノートなどで、理想の家のイメージ写真などを豊富に貼って進めて行くことで、プランニング自体も楽しく、建築業者へも伝わりやすくなりますので、試してみてはいかがでしょうか。
いかがでしたでしょうか、今回は沖縄でおしゃれな注文住宅を建てるための青写真となる、マイホームプランニングの進め方についてお伝えしました。
最後にお伝えした憧れのマイホームリストは、沖縄のおしゃれな注文住宅を建てる工程において、最も楽しい段階かもしれません。
ですから凝ったノートも見受けられますが、さらに好きな家のイメージをスクラップにしたスクラップブックは、具現化しやすくおすすめです。
また、無印良品ではしばしば「家づくり講座」受講者を対象にして、無料で「家づくりノート」を配布していますが、この内容が楽しく面白い内容になっています。機会がありましたら、どうぞ手に取ってみてはいかがでしょうか。
【 沖縄でおしゃれな注文住宅☆ウッドデッキと吹き抜けの家 】
☆ 沖縄で人気が高い、おしゃれな吹き抜けとウッドデッキがある戸建て物件はコチラです♪
まとめ
憧れのマイホームプランニングの進め方
・毎月の返済額から持続可能かどうかを基準に決める
・ランニングコストも見据えた予算を立てる
・セミオーダータイプの規格住宅もある
・「住む人」と「目的」を再度確認する
・ライフプランニングと不動産価値を表にする
・憧れのマイホームリストを作成する
・マイホームリストは優先順位も付ける