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サーファーも集う沖縄では、憧れのサーファーズハウスを目指して家具や内装をコーディネートする方も多いですよね。けれども、せっかく青を基調に海のイメージでラグやカーテンまで揃えたのに、どことなくチープに見えてしまうことも多いです。
また、沖縄でサーファーズハウスをイメージしてコーディネートしたはずなのに、どちらかと言えばハワイアンテイストが強くなってしまい、重厚感が失われてしまったとの相談も多く見受けます。
沖縄のサーファーズハウスとハワイアンテイストは似て非なるもの…、ですが、特にハワイアンテイストに多いポップカラー(ピンクがイエロー)が多く取り入れられてはいないでしょうか。
また、ハワイアンをイメージさせるキルト柄や、タートル柄などが採用されていることも多いです。
今回は、沖縄で憧れのサーファーズハウスでも、重厚感も兼ね合わせたワンランクアップした空間を作り上げるためのカラーコーディネートや柄選びのポイントをお伝えします。
沖縄で憧れのサーファーズハウス☆
西海岸風を演出する色と柄選び
沖縄サーファーズハウスの色選び
沖縄で「サーファーズハウス」と言えば、アメリカ西海岸風の乾いた空気が似合う家ではないでしょうか。海沿いのウッドデッキにサーフボードが立て掛けられた、元祖サーファーのメッカ「マリブ」の海沿いのようなイメージです。
このような沖縄のサーファーズハウスを、チープさを感じさせずに作り上げるポイントは、トータルコーディネートができていながらも、少し外したような無骨感や、使い古されたようなヴィンテージ感となります。
また、冒頭でお伝えしたようにカジュアルで明るい、爽やかなイメージながらもポップなピンクやイエローなどは避け、ある程度色味と素材が統一された空間です。
【 沖縄サーファーズハウスの色選び 】
☆ 沖縄のサーファーズハウスを作り上げる、西海岸風コーディネートの基本は、実は白とWood(木)カラーで成り立ちます。
→ 海岸沿いの西海岸風コーディネートなのに、基本カラーに青がないことに驚かれた方もいるかもしれませんが、実はナチュラルWoodカラーの濃淡と、白だけでも、西海岸風コーディネートは可能です。
もちろんブルーも沖縄サーファーズハウスをグレードアップする良いアクセントになるのですが、あまりブルーを多用すると、どことなくチープに見えてしまいがちなので、注意をしてください。
…では、どのようにブルーを活用すれば、より落ち着いた沖縄サーファーズハウスが実現するのでしょうか。詳しくは次項からお伝えします。
ブルーの上手な使い方
沖縄でもサーファーズハウスと言えば「ブルー」ですよね。ただ、単純にブルーを使えば良い訳でもありません。
特に海岸沿いに位置する開口の広い(窓の大きい)沖縄のサーファーズハウスであれば、窓から見える海や空の景色が「ブルー」ですので、景観とのバランスを取ることも意識してコーディネートをすると、よりインテリアにこなれ感が出ます。
【 沖縄サーファーズハウス☆ブルーの差し方 】
☆ 前項でお伝えした白・Woodカラー、グレーなどをベースにした空間に、効果的にブルーをアクセントとして配置するコーディネートがおすすめです。
→ ポイントとしてブルーは一色ではなく、濃淡を混ぜて配色してください。壁色やソファーなど、より広い範囲でブルーを差す場合には、深い落ち着いた色目のブルーを選ぶと合わせやすくなります。
※ 一方で、淡い色目のペールブルーで揃えてしまうと、チープに見えやすいです。彩度の高いブルーは前項でお伝えしたように、色合わせによってハワイアンテイストになってしまいます。
特に沖縄サーファーズハウスでは、深みのあるブルーか、濃淡があり擦れがあって味のあるヴィンテージブルー(ジーンズなど濃淡のあるブルー)がおすすめです。
ビンテージブルーは沖縄のサーファーズハウスなら、ソファーなどでよく見かけますね。
ブルー+αの色合わせ
このように、沖縄サーファーズハウスと言えばブルーですが、ブルーとどんな色を組み合わせるのか…、がグレードアップするポイントです。
沖縄サーファーズハウスにはビンテージが似合うので、キレイな一色トーンの家具やソファーよりも、擦れや濃淡のある使い古したような色味と相性が良いです。
【 沖縄サーファーズハウス☆ブルー+α 】
① ビンテージブラウン
→ 濃淡のあるブラウンです。特に皮のブラウンを施したソファーは、沖縄サーファーズハウスに似合います。この他、自然木の家具などで濃淡を差すのもおすすめです。
② ゴールド
→ 室内のランプや照明に、ゴールドを選ぶとグレードアップします。間接照明の他、扉の取っ手部分などで渋みのあるゴールドを用いてみてください。
③ グリーン
→ 沖縄のサーファーズハウスにインパクトを与えるには、観葉植物がおすすめです。西海岸風の観葉植物の特徴として、ダイナミックで大きいタイプが似合います。
最初の項で、沖縄のサーファーズハウスは白とWood(木)カラーとお伝えしましたが、白も木材の塗装が擦れたようなグラデーションのある白が人気です。
壁全体をこのようなビンテージにできなくとも、机の天板がこのような柄であったり、壁の一部分や棚で楽しむのも良いかもしれません。
※ 沖縄のサーファーズハウスに似合う色選び、特に「ブルー」の選び方や相性の良い色については、別記事「沖縄で憧れのサーファーズハウス☆印象を決めるブルーの使い方」でお伝えしていますので、コチラも併せてご参照ください。
沖縄サーファーズハウスの柄選び
沖縄のサーファーズハウスは、Wood(木)カラーと白、ブルーの差し色を基調に、ビンテージカラーを意識してセレクトしていくことで、ある程度まではグレード感のある空間が仕上がります。
けれども、沖縄サーファーズハウスであれば、さらに遊びは欲しいところですよね。
ただここでも、前述したような色やアイテム選びでハワイアンテイストへ傾いてしまったり、無難なラグや雑貨を選んで、単なるナチュラルテイストになってしまったりもします。
…では、沖縄サーファーズハウスと相性の良い「柄」は、どのようなものがあるのでしょうか。
【 沖縄サーファーズハウス☆相性の良い柄 】
☆ 西海岸風の沖縄サーファーズハウスであれば、ネイティブアメリカンをイメージした色柄と相性が良いです。
→ ビンテージタイプは鉄板ですが、この他にもキリム調のラグマットを取り入れることで、部屋全体にインパクトが出て、重厚感が加わります。
沖縄サーファーズハウスのソファーには、前述したようなユーズド感のあるデニム布地や、皮張りソファーが多いのですが、特にブラウンの皮張りソファーをセレクトした場合には、ラグマットやクッションで青を多用するとバランスが良いです。
この他、抜群の存在感で沖縄サーファーズハウスを演出してくれるのは、ヘリンボーン柄です。壁材や床材として採用できれば良いのですが、インテリアとして取り入れるのであれば、壁の一部に張り付けるなどのDIYも多く見受けます。
※ 沖縄のサーファーズハウスに似合うインテリアや雑貨については、別記事「沖縄で憧れのサーファーズハウス☆相性の良いインテリア」でお伝えしていますので、コチラも併せてご参照ください。
いかがでしたでしょうか、今回は沖縄で人気のサーファーズハウスを演出するカラーコーディネートのポイントをいくつかお伝えしました。
本文中で「ブルーは差し色で」との話をしましたが、もしも壁などでブルーを配置したいのであれば、どちらかと言えば深い色目のブルーの方が、あらゆるタイプの沖縄サーファーズハウスと相性が良く、後々までコーディネートを楽しみやすいです。
注意事項として、ナチュラルカラーや木と相性の良い、ハワイアンテイストやナチュラルテイストへと転ばないことを挙げることができます。
そのためには、沖縄サーファーズハウスはよりヴィンテージ感がありますから、ユーズドカラーやヴィンテージアイテムなどを多用するとともに、ネイティブアメリカンなどの要素をプラスすると、より区別がつきやすいので、おすすめです。
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まとめ
サーファーズハウスを演出する色選び
・ユーズド感ある白とウッドカラーをベースにする
・深みや濃淡の深いブルーを差し色にする
・濃淡の深いデニムソファーは相性が良い
・ビンテージブラウンを取り入れる
・ビンテージ感のあるブラウンの皮ソファーも◎
・ゴールドやグリーンもアクセントに相性が良い
・キリム調ラグマットなどネイティブアメリカン柄は相性良し